今回は古くなった木部の汚れを取り綺麗に仕上げるまでの中での一手間をお話をします。

私は今風なサイディングの家も好きなんですが昔ながらの純和風の家もいいですよね!

木部の洗浄をするにあたり、ちょっと一手間を加えるだけで、気を使う事によりお客様目線になれるのかな?っておもいます!

木部の薬品洗浄の工程でも

  1. 灰汁洗い
  2. シミ抜き
  3. 漂泊

と、言うような作業を行います。

こう言った業者さんはダメです。高圧洗浄で一発洗浄で終わらせる。圧を上げてどこでも構わずそのまま洗ってしまう。

(恥ずかしながら私も若い頃はこう言った作業もしてました。圧を上げて木を洗い毛羽立った表面はペーパーで綺麗にしてた時期もあります。今はやってないですよ!)

こんな事をすると木の表面が毛羽立って余計に埃や汚れなどが溜まり易くなるし、一番は木にも良くないし見た目もダメです。

これも気をつけて行わないといけないんですが、薬品もちゃんと汚れにあった希釈をする事!

原液に近い状態の薬品で洗えば確かに汚れは落ちます。しかし、これも木の表面を痛める原因になりかねません。

汚れを浮かしたりするものもあります。化学変化を起こして綺麗にする場合もあります。先程も書きましたが原液に近ければ木にも負担がかかるでしょう。

負担がかからない様にするのも私達の役目なんです。そこが一手間二手間とかける事、だから工事代金も上がるんですけどね。「安い代金で出来る!」と謳ってる広告やHPもよくよく読んで確認が必要ですよ!まぁ、一概には言えません。

ちょっと、横道に反れました(笑)

福岡県朝倉市周辺にもまだまだ純和風の住宅も多いし、木建具の住宅もまだまだ多いです。こう言った住宅はいつも力作ですが、さらに力作になっちゃいます。

さて本題に戻りますが、工程説明で最低3工程書いてますが、これにまだ最低4工程は追加します。そして木に負担を掛けない作業方法を日々研究勉強しながら工程を熟す事も楽しい時間です。

この写真は、3工程を一度終わらせてるんですが、やはり納得いかない。それは職人さんも私も同じ思いでした。

これからまた同じ3工程と4工程を行います。

これが洗浄完了の写真です。

順番が変わりましたがこれは施工前です!

本当はどんな作業をしているのか?書きたいんですけどね。ここでは(笑)

もし興味があるお客様!連絡いただければ幸いです!ただし、工程が増えることにより施工単価も多少は上がるんですけどね。

今回は長々とグタグタ文書を読んでいただき   ありが塗う御財増す!

次回は、その後の作業を書き書きします。