いつもありがとうございます。

桜も満開の時期が過ぎ桜の時期も過ぎようとしてますね。

新年度になってから、お問い合わせも数件いただいてます。

ここで今回は「セメント瓦」の御見積内容を書きたいと思います。

セメント瓦とは?

セメント瓦は、1970年代から1980年代に流行したセメント製の屋根瓦で、陶器瓦より価格が安く製造しやすいです。このセメント瓦は、高度経済成長期に広く普及しました。伝統的な陶器瓦と同じフォルムを持つため、陶器瓦と見分けが難しいこともあります。

陶器瓦とセメント瓦の見分け方は次の通りです:

  1. 陶器瓦は釉薬によって表面がガラスのような層でコーティングされています。表面はツルツルしており、光が当たるとテカテカしています。
  2. セメント瓦は塗装で着色されているため、表面がザラザラしており、年月の経過とともに色あせます。

セメント瓦のリフォームについて

セメント瓦のリフォーム方法には以下の3つがあります:

  1. 部分修理・差し替え: セメント瓦は現在、生産されておらず、入手困難な屋根材であるため、部分的な張り替えは難しいです。応急処置として強力な粘着テープやシーリングで接着補修することができます。
  2. 塗装: 美観維持のために選ばれる方法で、高圧洗浄で汚れを取り除き、割れや欠けた部分を修復し、塗装を繰り返してキレイな状態に仕上げます。
  3. 葺き替え: 耐風性や耐久性を考慮して金属屋根による葺き替えが一般的です。ガルバリウム鋼板やエスジーエル鋼板を用いた金属屋根が人気です。

塗替え工程

セメント瓦の塗替え工程についてご説明です。

セメント瓦の塗装は、美観維持や耐久性を保つために重要です。

以下は、セメント瓦の塗替え工程と注意点です。

  1. 劣化症状の確認:

    • セメント瓦の劣化症状をチェックします。割れや欠け、色あせ、表面のザラつきなどが見られる場合、塗装メンテナンスが必要です。
  2. 高圧洗浄:

    • 屋根表面を高圧洗浄で汚れやコケを取り除きます。清潔な状態で塗装作業を行います。
  3. 部分修理:

    • 割れた瓦や欠けた部分を修復します。強力な粘着テープやシーリングで接着補修することもあります。
  4. 下塗り:

    • セメント瓦専用の下塗り材を塗布します。下塗りは密着性を高め、上塗りの耐久性を向上させます。
  5. 中塗り:

    • 中塗りを塗ってしっかり乾かします。中塗りはセメント瓦を丈夫にする役割を果たします。
  6. 上塗り:

    • 最終的な仕上げとして上塗りを施します。セメント瓦は合計3回塗ることで屋根を保護します。
  7. 注意点:

    • 塗装作業中は安全対策を徹底しましょう。足場をしっかり設置し、適切な塗料を選んで作業を行います。

 

今回は

旧塗膜がほぼなく、下地処理重視の御見積になるかと思われます。

洗った状態にしての再確認させていただいたほうがいいのですが、それを見越しての見積になりますね。

これで旧塗膜が残ってる状態だと結構な金額の御見積になりますね。

 

本日現調させていただいたお客様のところには明日お見積書をお届けの予定です。

 

良いご縁になるように頑張ります。

 

 

継続は力なり 36日目

 

今日はここまで